それいけ!うめちゃん先生

小学校/先生/青年海外協力隊/現職教員でも無給/パラグアイ/教育

明日になるなと思った日

今日は色々あった。

まだ自分の中で、整理できてないことが多いけど、

来年のその時のために、今日の事を書き残しておきたい。

 

今日は、2つの行事がかぶった日。

 

午前は学校の計算大会で、午後は授業見学(わたしの学校に来る!)。

2つ一気には書けないので、計算大会について。

 

計算大会。

それは名の通り、誰がより速くより正確に計算できるかを競う大会。

今日が11月20日やから、1ヶ月前ぐらいから今日に

向けての練習が始まっていました。

 

各学年の内容は

1年→1桁の足し算引き算

2年→2〜3桁の筆算

3年→九九100マス(数字は1〜10並んでる)

4.5.6年→九九100マス(数字バラバラ)

 

計算大会の前日に各学年から6人よくできる子を選び、

(午前、午後に通う子それぞれ3人ずつ)

本番の今日は同学年6人で戦い、勝者を決めました。

 

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計算大会を終えて思ったことが

「何のためにやったんやろう」やった。

(もちろん毎年の流れでこの大会はあった)

 

そう思ったのには2つの理由がある気がする。

1つ目:「何のために」が欠けていた

わたしの中で勉強の勝負事は(理想かもしれんけど)、

できる子はますます伸びて、厳しい子たちも底上げできる。

そのための計算大会でありたかった。

が、実際は厳しい子たちの底上げはほぼできなかった。

 

2つ目:1年の成果を発揮するはずの場で目の当たりにした課題たち

パラグアイの学校は11月末で1年が終わり、

2月下旬までなが〜〜〜〜〜〜い休暇です。

そう、今は1年の終盤。

1年の学習が定着しているべきこの時期に、

たくさんの課題を目の当たりにした。

 

1年生の午後に通う子たちは特に

厳しい子が多くて(田舎の田舎の子たちが多い)、

練習を始めた時に気づいてしまった、計算はみんな手でするんやけど、

それは譲ったとしても、5以上の数になると、

ちゃんと指で表せない。

例えば7 

指は7本いるのに、7ってなったらこうなる。

 

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いや確かに7やけど!!!!ってなった。

7+3とか5になる。(7が2に変身するから

 

それを気付いた瞬間から指に数字をちゃんと表す練習からしたり、

今頃気づいてごめん。ってなった。(それも一人ではない)

 

多少の伸びは見えたものの、長いこと間違えていた事を

直す難しさも感じた。

 

とまぁ、反省たくさんの計算大会。

もちろん、良いこともあった。2年生ではわたしの

だいすきな算数そんな得意ちゃうやん!な子が練習の成果を発揮して、

優勝したり、やっぱり伸びたな〜っていう子もいた。 

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そして、来年の算数大会に向けて、したいこと1つ!

結果の分析

練習のプリントから全部残ってるから、それを分析して、

どんな間違えが多いのか知りたい。やっぱり2年生では繰り上げ

繰り下げの間違えが多くて、それにもいろんな種類がある。

「今日はこれだけ!」ってしぼって授業する必要がある。

(そうできるようにサポートする)

そして、その結果を1年後、比べたい。

子どもたちは学年が上がるけど、比べることはできるはず。

 

とにかくうちのめにされた計算大会までの過程。

先生がどうこう、子どもがどうこう、

ということだけでなくて、、、

 

何ともまとめられない記事!もう寝よ!疲れた!笑