三角形になり得ない三角形
めっちゃ意味深な題名になったけど、今日、
「MaPara」(Matemática para Paraguay)の研修というか
集まりというかに参加して、衝撃の事実を知っておもしろかった。
「MaPara何?」っていう人はぜひこれを読んでください。↓
今日の集まりは、4〜6年生の内容や教授法を
メンバーと共有するために、それぞれの学校ごとに担当する
内容をわけて、教材等を準備し、簡単な模擬授業のような形で
進んでいきました。私たちボランティアの内容は「三角形」
さぁ、このわたしたちのテーマ「三角形」で事件は起こるのです。
それはトミーさんとゆうかさんがコンパスの使い方を説明し、
(先生たちもあまりコンパス使ったことないから
使い方から始まります)
「じゃあコンパスで三角形かいてみよー!」という流れ
お題はこの4つ
①一辺が4cmの正三角形
②4cm、6cm、6cmの二等辺三角形
③4cm、6cm、8cmの辺をもつ三角形
④4cm、2cm、6cmの辺をもつ三角形
(よかったらこのブログを見ながら三角形書いて
見てくださいね!笑)
では、わたしが実際に書いてみた画像つきで答え合わせ!
①一辺が4cmの正三角形
②4cm、6cm、6cmの二等辺三角形
③4cm、6cm、8cmの辺をもつ三角形
④4cm、2cm、6cmの辺をもつ三角形
しばらくすると、この④に取り組む先生たちの様子がおかしい。
「no me sale(できない〜)」「Cómo se hace(どうやんの〜)」
「いやいやいやできるやろ〜なんでやねん〜」(うめだ心の声)
先生たち、解きたすぎてみんなの力を集結。
でも三角形にはならなかった。そう、先生たちの
やり方の問題ではなく、この辺の長さの三角形は
存在し得ないのだ。三角形になりたい辺たちやけど、
この3辺の組み合わせではなり得ないのだ。
なんとーーーーーーー!!!!
そんな三角形になり得ない辺の組み合わせが存在したとは!!
ほんまに知らんかった。衝撃。
すると次第に先生たち「これならへんわ」ってなって、
「なんでなん?!」って。「両はしから半円書いた時に
交わらへんから」って言ったら、「それはわかってる!
理論的な説明して!!」って。もうそれはそれはスッキリ
しない様子で。笑
でもわたしも知らんからここで瞬時に頼ったのは
Google先生!笑
Google先生、さすがすばらしい!こんなことを教えてくれました。
衝撃〜〜〜〜〜(2回目)
知らなかったーーーーー!!
この文ではちょっと足りへんけど、要するに
一番長い辺 < 残り2辺を足す
この辺の関係が成り立たない三角形は三角形になれへんらしい。
この④の場合は 6cm<2cm+4cmが成り立たないので、
描こうと思ったらこうなる。あれま。
知らないことを知るってやっぱりおもしろいし、それが
一人じゃなくて、今日はエキポの先生たちと「あぁ〜!」っていう
瞬間が共有できて、みんなであーやこーや言うて
いろんな学びがあったからそれがめっちゃよかった会やった!!
こんな学びの場が、子どもたちと共有できたらサイコーやなぁと
思うけど、それはまだまだ難しそう。
でも、できることから!!思うだけでは変わらへん!
次の集合も楽しみやなぁ〜。