パラグアイの先生たちによる給料あげてくれストライキ
さて、先週、パラグアイでは先生たちのストライキがありました。
その影響で火曜日と木曜日、2日間学校が休みになりました
さあ皆さん声をそろえて!
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ど ん だ け 〜
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そしてインスタグラムのストーリーで愚痴ったわたしに対して、
大学の恩師からこんなコメントが届きました。
労働組合のことについて調べてみました。笑
入るか入らないかは任意、でも大多数が加入しているそうです。
どの組合に入るかも自分で選べます。
(地域によってどの組合が多いか偏りがあるよう)
パラグアイの大多数がどれくらいかは不明やけど
日本の教員の労働組合への加入率は
23%(2016年)だそう。
今回、ストライキに至った経緯は、
大臣級のえらい人たちの間でこの7月から給料アップの話が出ていた。
↓
パラグアイの経済状況が良好でない
↓
約束が果たされなかった
行うことを決定しました。
学校を休みにし、アスンシオンの中心街の道路を閉鎖して行進をしました。
その結果、2020年4月から給料16%アップの約束にこぎつけました。
(経済状況によっては7月からになる可能性あり)
自分たちの権利のために学校を躊躇なく休みにするパラグアイ、
ズバ抜けててある意味良き。
(ストライキの2日前に学校が休みになると決定。ギリギリ。笑)
日本に置き換えて想像すると非難囂々、おそろしくメディアそして国民に
叩かれるだろうとしか思えませんでした。笑
労働者の権利の一つであるストライキやデモは日本では圧倒的に
迷惑行為としてそして、左翼かなとか捉えられる。
(その例がこのお盆にストライキをした佐野サービスエリア)
この記事を読んでみると色々な経緯をすっ飛ばして、迷惑行為と
報じるメディア、そして労働者の訴えに対してすごく姑息な方法で
一時的に解決策を投じる雇い主。そして、「こんな縛り、ストライキ
できなくない…?」と思わせるルールたち。
てか、お盆にサービスエリアのご飯どころやってなくても
全然どうにかなるくない?そんな非難されること?笑
大学の恩師の言葉、
「雇用主と労働者の関係は先進国の中でのサイテーちゃうかな。」が、
ヒシヒシと実感が湧いた。
せっかく今回、ストライキを通して、労働者の権利について勉強
できたから「日本で先生としてストライキするなら…?」という視点で
良いアイデアないか考えてみた。笑
「全国全ての学校何が何でも5時に閉鎖するデー。電話線引き抜いチャオ」
(〜しちゃおうとスペイン語のチャオをかけてみた。チャオはスペイン語でさよならを意味する言葉。)
でもこれは普通にストライキでも何でもない。
だって就業時間5時やから。笑
学校を一日休みにしてストライキするのはどうしても想像できひん
かったけど、できっこなさそうなことをやるからこそ、
インパクトや影響は大きいんやろうなとも思う。
そこに至る経緯や課程が重要やとは思うけど。
ストライキやデモはただの迷惑行為としかとられない日本。
ラテンの風、日本にもっちこめないっかなあ〜♩
(とか軽く言ってみる。)