それいけ!うめちゃん先生

小学校/先生/青年海外協力隊/現職教員でも無給/パラグアイ/教育

パラグアイの誕生日会×ダンス

この週末、土曜日も日曜日も誕生日会に行ってきた。

特に、土曜の誕生日会がサイコーに楽しくて

楽しいだけじゃなくて、パラグアイ人の姿から

考えさせられることがあったからブログに書いとく。

 

こっちの誕生日会は基本的には、

誕生日の人が企画して、人を誘って、準備する。

(もちろん自分の出費です。衝撃)

(まさかの自分発信、出費、もてなすタイプ)

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自分主催のわたしの学校での誕生日会

・規模の大きさはどれくらい出費できるかや、

どれくらいの規模で行いたいかによるが、規模が大きい場合は、

アサード(焼肉塊ver)→踊る(バンド生演奏からのDJ)の流れ

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アサードの量がやばい(牛一頭殺しちゃう)

・夜始まると夜中2〜3時まで続く

 

と、簡単にまとめるとこんな感じ。

 

土曜日の誕生日会は、Equipo de Matemáticaという

現地の先生たちの算数研究チームのトップの50歳の

お誕生日でした。この方がまためっちゃパワフルで、

めちゃめちゃ魅力的な方なんですが、わたしたち

ボランティアを招待してくれました!

 

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アレキサンドラとボランティアたち

パラグアイ人の誕生日会に日本人と行くって

初めてのシチュエーションやなぁ!」ってわくわく

しながら行き、行く前に冷製パスタ食べたのに、

アサード余裕で食べ、待ってました、ダンスタイム!

 

みんな自由に踊る。

子どもの時からこういう場に慣れているというのも

あるのか、みんなリズムに乗って自由に体を動かしている。

ふざけて踊ってみたり、同じ動き求めてみたり、

とにかく自分も楽しみながら、人を楽しませるのもうまい。

別に誰も自分のダンスが下手とか、どうや、っていうのは

一切、気にしてない。

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楽しすぎた!!!!

 

単純に踊ることを楽しみ、それをみんなと共有することを

楽しんでいる。これって、日本にない雰囲気やなぁと思う。

そらクラブとか行ったらみんな踊りたい人が集まってるし、

ガンガン踊ってるんやろけど、もし日本で急に音楽が鳴り出したら、

直立不動になる人が多いんちゃうかなって思う。

 

それは「慣れてへん」とか「慣れるための場が少ない」、

「決まった動きのダンスしかしたことない」とか、

「ダンスは動きが決まってて、みんなで合わせるもの」とか、

理由は、それぞれのいろんな経験からきてると思うんやけど。

(あれ、なんか後半、学校教育からうまれてない?みたいな。笑)

 

ほんまは踊りたいように踊るんって

めっちゃ楽しいことのはずやのに。

もちろん好きじゃない人もいるのは大前提で。

 

日本に帰って、教員に戻ったら、運動会とかの演技の練習の時に、

最初の1〜2時間ぐらいはただ音楽にのって踊って楽しむっていう時間

入れたいって思った!(体育館は広すぎるし、もっとギュってなる場所で

ミニクラブ的な雰囲気でどうかな?笑)

 

踊るっていうことの本来の楽しさ知って、

そこからはじめたいと思った。

その時には、「下手やし」とか「できひんし」って

思ってる苦手意識も一緒にぬぐえたら良い始まりやなぁと思う。

(あえてわたしがめちゃめちゃ変に踊る!笑)

 

ここで感じるのは、システムを変える必要性。

でもその枠組みの中で、工夫できることは無限にある。

最近「日本帰ったら…」のアイデアパラグアイ人のいいところから

いっぱい見えてきて、楽しい!そしてパラグアイ人をもっと

好きになれてる。(もちろんバリバリ腹たつときもある笑)

ラテンの風、日本の教育に持ち込みたいな〜♪なブログでした!