ズンバ教室で感じた絶妙な違和感(政治的な)
今日は土曜日!どうしても今日あったこと、感じたことを
共有したくて、一生懸命ブログ更新。(眠すぎ)
最近の土曜日は、DELE(スペイン語の資格テスト)に向けて、
イタグア(パラグアイ隊員が赴任直後、語学訓練を受ける町)で
マルタ先生と3時間みっちり勉強してます。
で、もちろん今日も勉強してきた!
で、色んな話をする。これがまためちゃくちゃおもしろい!
最近の話題は「政治」です!
「なんで今ボリビアが荒れてんのか」とか、
「右・左・社会主義者」とか、
「何ヶ月か前、マリート(パラグアイ大統領)に
批判が集まってたのなんで?」とか
南米事情をわかりやすくシンプルに教えてくれます!
ちなみに、先日あった教員による給料あげてくれストライキ。
まだ上がることは確定せず、上がっても7月からの可能性が高いらしい。
そこで、彼女の予想によると、もう夏休みに入るためこれ以上ストライキは
できへんから(子ども学校こうへんからストライキになり得へん)
- 子どもたちの成績を提出せなあかんけど提出を拒否する
- 政府が合意するまで、新学期を始めない
のどちらか2つの可能性があるらしい。
え?そんなん起こっちゃうの?笑
っていう衝撃がやばかった。でもこっちの人、
ほんまに合意を得るまで闘い続ける姿勢がすごいから。
どんな展開になっていくのでしょうか。
そして本題はここから。
「ズンバ教室で感じた絶妙な違和感(政治的な)」の話を彼女にしました。
今週から始まったズンバ教室。木曜日(2回目のクラス)、
来年の市長選挙に出馬予定の人の彼女が参加しました。
(ちなみにわたしの町の市長は、汚職がやばくて、何も町の
ためにはせずに、金泥棒と言われています。
でも彼の家族は何代にもわたり町の市長を独占しています。
そして、来年選挙があるのです!!市長反対派の人たちは
首を長くしてその時を待っている。そんな背景。)
その彼女の役職の名前忘れたけど、政治的な活動をしている人。
そのクラスの終わり、参加者の一人が言いだす
「みんなでおそろいのTシャツ作ろう〜!」と。
でましたーーーー!!すぐTシャツ作りたがる!!笑
で、わちゃわちゃとみんなが言うてたら、彼女が
「わたしがみんなにTシャツプレゼントするわ、
ただわたしの小さなロゴ入りね。」と。
みんな「フゥ〜〜〜〜〜〜↑↑↑」
えええええええええ!!!!
フゥ〜〜↑↑↑ちゃうで、みんな!!!笑
もう衝撃。そう読んでくれてるみんなも感じてるよな!
わたしは「めっちゃ有権者買うやん。
こうやって票をゲットしていくのか」と思ったんです。
その話を帰って家族にしたら、「彼女は楽しいことが
大好きなだけやから」と。(わたしの家族は市長反対派で、
彼女と仲良い)え、そんなあっさり?っていう
家族とわたしの温度差。笑
その話を彼女(マルタ先生)にしたところ、
「それはよくある話。例えば、市長選挙の前に、その出馬予定の人に、
学校のパソコンが壊れて、パソコンとプリンターが必要で…と話して、
プレゼントしてくれるとか。何の問題もないよ。むしろ利用するぐらい。」と。
多分、わからんけど、これ日本でやったらアウトですよね?!
てか、ここはこんなあからさまな方法もありなん?!
ほんまにセーフなん?!って言う疑問がすごい。
でもどことなく感じる「桜を見る会」と似た匂い…笑
誰か教えてほしい、日本はアウトなのか、
そしてここパラグアイはセーフなのか。笑
そんな記事でした。
考えたことないこと満載やな、パラグアイの田舎生活。