これからの教育〜ここの子たちに必要なことって一体?〜
パラグアイは連日38度を超える猛暑!
(雨が降ってちょっと涼しくなった)
いよいよ夏やな〜と。そして、家のシャワーが
水しかでーへんくなった。笑
壊れたわけじゃない。
クーラー×ホットシャワーを同時に使ったら
百発百中ブレーカーが落ちる。それを回避するために
家族が水しか使えへん設定に変えた。
まだ水シャワーは早いやろ。寒いっちゅーねん。笑
でも人間の順応性はすごくて、まぁまぁもう慣れた。笑
さて、そんなことはさておき、先週、
「これからの教育〜ここの子たちに必要なことって一体?〜」を
考えさせられた出来事が!というのも、
先輩隊員からこんなメッセージが!!
わたしは正直あんまり驚かへんくて。
もちろん悲しい現実やなとは思うけど。
小学校で習うことを理解できずに学年上がったら
なぜかその後も基本的なこと理解できてなくても
上がれちゃうっていう。うーん。
これはある意味、こんな電卓でできる計算は
自分でできなくても「生きていける」と物語っている。
ここまでくると気持ちいい。
むしろ、「生きていける」だけでなくて、
「起業できている」と思う。
ここパラグアイは、会社に雇われて働く(公務員含む)人は
日本と比べて圧倒的に少ない(と思う。)
多くの人が自分で収入源をもって生計をたてていく。
その例の一つが、最近始まったズンバ教室!
高校3年生のジュディは自分が得意なことを
活かして、町にはなかったズンバ教室を開講した。
高校生から雇われてお金を稼ぐのではなくて、
自分でお金を生み出すことを始める。すごすきるやろ!
彼女だけに限らずきっとパラグアイにはそんな人が
いっぱいいる!ほんますごすぎ!!(2回目!笑)
そして、全然違う側面やけど、わたしの近所には
ガスがなくて炭で火を起こして料理してる、
冷蔵庫がない家もある。でもみんな携帯・スマホは
ますます うーん。
ここ2週間、2年生の留年しそうな子達と
補修してるけど、その内容は
「繰り上がりのある足し算と繰り下がりのある引き算」
結局、計算問題が最低レベルでもできないと、
学年は上がれない。
でも、みんな何かしらの「困り」を抱えている子たちで、
この子たちにほんまに必要なことは何やろ?って
頑張る子どもらの姿見ながら思ったりする。
ますます うーーーーん!
計算ができることが重要なんじゃなくて、概念さえ理解できたら、
解くためのプロセスをあーやこーや言いながら、
考えて導きだせたら、解くまでのプロセスを
道筋立てて考えることができたら…授業を通して、
人生に活かせる何かの練習になれば…って
やっぱり思考力を育てることかーと思うものの、
基礎学力をすっ飛ばして思考力育てるのも
それはもしかしたら不可能に近いんかもとか思ったりする。
て感じで難しいですね。
色々追いついてない感じがすごい。
それは日本にも言えることかもしれんけど。
でも時代と共に教育は変わっていくべきやし、
いろんなことを吸収しながら、イノベーションしていくのも、
教員の魅力的な部分やなぁと思うんです!がんばろ!
ちゃんちゃん!!