それいけ!うめちゃん先生

小学校/先生/青年海外協力隊/現職教員でも無給/パラグアイ/教育

パラグアイの学期末はフェードアウト系?!

11月最終週、ここパラグアイでは学校に来る子が

ぐんと少なくなります。

(子どもたちは12月から夏休み)

 

全てのテストが終わり、先生たちも成績を

つけ終わるので、もう「来る必要がない」と

思うみたいです。(高校3年生か!って感じ!笑)

 

この時期に来る子たちは、

「ほんまに学校に来たい子たち」か

「親に行きなさい!って言われている子たち」

 

いずれにせよ、今週のこのゆったりした時間を

活かして、子どもたちとの時間を楽しんでます。

 

どんなことをしているのか、というと…

 

月曜日:「カタカナで名前を書こう!」

これは一度先輩隊員さんに見せてもらった授業で、

カタカナの表を用意して、子どもたちが自分の名前を

子音と母音の組み合わせで見つけられるっていう。

 

その授業見せてもらった時の記事はここから↓ 

umeboshisakita.hatenablog.com

 

簡単かつ楽しいオススメ授業です!

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黒板にこの模造紙と子どもにはワークシートで。

ただ、スペイン語の名前には例外がありすぎて、

この場合はこっちやわ!がありすぎてテンパった。笑

 

例えば Johana ジョアナと呼ぶ。でもスペイン語的には

jはハ行。英語の発音で読んでジョ、からのhは読まないスペイン語ルール。

他にも Jazmin ハスミンと呼ぶ。これはスペイン語

ルールに沿った ja ハ行読み。

その他にも子音だけで発音するものもたくさん

あって、例外を網羅するのは不可能とみた。笑

 

子どもたちはめちゃめちゃ楽しそうに自分の

名前、家族の名前、友だちの名前を探してました。

 

いつも全然わたしの話聞かへん子も人の分を

手伝うほど頑張ってやってたり、他の日になっても、

これであってる?って見せに来る子がいたり、

新しいことに興味をもって取り組む姿勢、

めっちゃいいやんと改めて思いました。

 

火曜日:「習字で名前を書こう!」

月曜日に書けるようになった自分の名前を

習字で書きました。

この時間は「心を落ち着けて、静かに取り組む」

できて、ちょっと日本の学校の習字の時間思い出した。笑

それぞれの味が出た字がいい感じ!

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どれもいい!

水曜日:「折り紙教室」

この日は、作って遊べる「こま」にしました。

これがまた3つの部品で出来上がる超大作にも

関わらず、めちゃめちゃ集中して最後まで

取り組むことができた!!

(1時間以上やってた。。。笑)

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やりきりました!!!

日本文化を知ってもらうのも一つの目的やけど、

その活動を通して、学んでほしいことを設定してる。

例えば、

①見て聞いたことをまずは自分でやろうとする。

②教え合う、手伝い合う

みんな最後までよく頑張ってました。すばらしい!

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結構まわる。

「金曜日までやろな!来るし!」って

いう子が多数いて、子どもからパワーを

もらってんのはこっちやな〜と。子は宝ですね!

 

ここの子たちがちょっと自分の名前カタカナで

書けても、それが役立つか、と言われたら

そうじゃないけど、新しいことに興味をもって、

いろんなことにふれて、そこから

いろんなことを感じてくれたらいいなぁと思います。

 

わたしも役立つ役立たへんで物事を判断せず、

いろんなことに興味もって過ごしたいなぁと思う!