それいけ!うめちゃん先生

小学校/先生/青年海外協力隊/現職教員でも無給/パラグアイ/教育

適応と同化

ブログを書くことで、色んな意見がもらえて、嬉しい。
ほんで、めっちゃありがたい。励まされてる。

そう言えば先日のこの記事を読んだ大学時代の師匠が(今も師匠)

umeboshisakita.hatenablog.com 「今の考え方はこれやで!」って送ってきたのがこれ!!

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な、なんとまぁ!!!!

目からウロコ〜〜〜土台いらんやんってなった。(見たままの感想。笑)
これを学校現場で、色んな子たちと一緒に考えながら、
もちろん枠組みはあるけど、その中で実践していくと
したらすごいワクワクせーへん?めっちゃする!!
少しずつ自分の求めてるものが、したいことがはっきりしている気がする。

さて日本を出国して、早くも1年が経った。

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チリの空港で見た夕焼け、忘れられへんなぁ。


振り返るとやっぱり早く感じる。
ありがたいことに、パラグアイってほんまに住みやすい国やと感じる。
最近は、色んなところへの研修に同行してるんやけど、
拙いスペイン語をしっかり聞いて付け足して、
訂正してくれて、笑(どんな研修や。笑)
めちゃくちゃあたたかい雰囲気で聞いてくれる。
パラグアイ人のあたたかさに感謝する日々です。

そんな1年経って思うのは、
現地に適応してきたなってこと、でも
同化するのは違うな、ってこと。

例えば、
誕生日会に招待されて、書いてある時間から30分足して到着する。

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誕生日すごい大事にするねん、パラグアイの人。

これって、  適応  それとも  同化
わたし的には 適応
彼らにとってもわたしにとっても誕生日会が
時刻通りに始まることはそんなに重要じゃない。
むしろ、集まった人から話し出して、いつご飯食べんねん
みたいなその「何の時間なん」っていう時間に
重きを置いてると思うから。
大事な仕事の場面での時間のことはもちろん譲れない。

じゃあ、学校で一見怠けてるように見える子、
先生の言うことを聞かへん子に、一つの罰として、
「写真撮ってお母さんに見せるわ!」
「なんでそんな悪い子なの!いいかげんにしい!」
と同僚たちが言ってるのを見て、自分も同じように指導する。
これは、  適応  それとも  同化
これは、同化 やと思う。
見慣れすぎて、危うく自分もやりかける時があって、
あかんあかんってこれはなる。笑

その子どもの関わり方では子どもはのびひんし、
考えへんし、そこは信念もって同じように指導したらあかんと思ってる。
怒鳴りもせーへん、罰も与えへんわたしの言うことは
みんなそんなに聞かへん時があるし、それも困るけど。笑
それも含めてみんなで考えればいいと思ってる。

適応と同化。
適応力はあげていきたいけど、信念を大切にして
同化はしたくない。
でも、気付かないうちに同化してる時がある。
それが一番こわい
それは、初めて教員として(教育実習とかではなく)

学校教員に入った時、気づかないうちに同化してたと思う。


同化にはいい同化とあかん同化があんのかな?
それが価値観の違いってこと?どうかな?

(ダジャレでしめくる、どうかな?しつこめ。笑